資料作成会社として今まで多くの採用ピッチ資料の作成に携わってきた弊社が、採用ピッチ資料におけるデザインの重要性や最適な資料構成や作り方を解説!
こちらでは、パワポ作成会社が作成する「採用ピッチ資料テンプレート集」も無料で公開しておりますので、ぜひダウンロードしてご活用ください。

下記の「採用ピッチ資料テンプレート22枚セット」を
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採用ピッチ資料の役割
採用ピッチ資料とは、企業説明会や採用イベントで求職者に対して自社の魅力を伝えるための資料です。
会社概要や事業内容、働く環境をわかりやすく整理し、求職者が「この会社で働きたい!」と思えるような資料が求められます。
①応募率の向上
求職者にとって、企業のことを知れる限られた機会の一つが採用説明会。
そこで、自社の仕事内容、強み、カルチャーなどの魅力を伝えることで、求職者が「この会社で働きたい!」と感じてもらい、応募率を向上させることが目的です。
②入社後ミスマッチの減少
自社の仕事内容やカルチャーを齟齬なく求職者に伝えることで、入社後に「思ってた会社/仕事と違う」というギャップを防ぐことができます。昨今では、新卒の3年後離職率は依然として高くなっており、その離職理由として最も多いのが、業務内容とのミスマッチとなっております。
応募率を向上させるためには
採用ピッチ資料の目的である「応募率の向上」。
その応募率をあげるために必要な要素を解説します。
①採用ブランディングの強化
企業の文化や価値観を明確に伝え、信頼感を与えることで、求職者にとって魅力的な企業に映ります。強いブランドイメージを持つことが、優秀な人材を引き寄せます。
採用ブランディングの取組み状況

上記は採用ブランディングにおける取組実務調査データになります。
「現在採用ブランディングに取り組んでますか?」というアンケートに関しては、大企業が57.5%が「はい」と回答。(中堅企業は38.4%)
その中でも採用ブランディングのために行っている施策の第二位に「パンフレット/会社説明資料」となっております。
つまり、近年では、大手企業を中心に採用ブランディングの強化に努めており、その中でも会社説明資料(採用ピッチ資料)の重要度は高いと考えております。
※参照元:株式会社PR Table/採用ブランディングにおける取組実務調査/(n=428)
②応募者の関心を引き印象に残す
視覚的に魅力的なデザインやユニークな企業特徴を際立たせることで、応募者に強い印象を与え、記憶に残ります。これにより、他社と差別化できます。
③求職者の理解度向上
企業のポジションや成長機会を具体的に伝えることで、応募者が自分のキャリアに対して確信を持ち、応募意欲が高まります。
採用ピッチ資料に必要なデザインとは?
デザインが求職者に与える影響
企業の魅力を最大限に伝えるための強力なツールであり、応募者の関心を引き、最終的に良い人材を惹きつける重要な役割を担っています。
特に若手求職者は、SNSやWebで多くの洗練されたコンテンツに触れているため、デザインが洗練されている企業は「かっこいい」「先進的」といった好印象を持たれやすくなります。逆にデザイン性が欠如していると、会社への不信感へ繋がってしまいます。そのくらい企業ブランディングは重要です。
デザインが企業の第一印象が決まる
採用ピッチ資料は、応募者が最初に触れる企業の「顔」のようなものです。デザインが洗練されていると、企業のプロフェッショナリズムやカルチャーの質の高さを示すことができます。逆にデザインが粗雑だと、企業のイメージにも悪影響を及ぼす可能性があります。
応募者の関心を引き、印象に残る
応募者は多くの採用資料に触れる中で、目立つ存在となるデザインは記憶に残ります。洗練されたデザインは視覚的に魅力的で、感情的な反応を引き起こすことができるため、企業の印象を長く持続させる効果があります。強い第一印象を与え、後で企業を思い出しやすくするため、質の高いデザインは極めて重要です。
情報の理解促進
デザインは、情報をわかりやすく整理し、視覚的に伝える力があります。特に複雑な内容やデータを扱う場合、良いデザインは情報を簡潔に伝える助けとなり、応募者にとって内容がより理解しやすくなります。読みやすさや視覚的な階層がきちんと整理されていれば、応募者が必要な情報をすぐに見つけられます。
デザインの重要なポイント
採用ピッチ資料に意識してほしいデザインのポイントはたくさんありますが、その中でも「これだけは絶対に守ってほしい3点」のみお伝えします。
統一感のあるカラー・フォントを使用
企業のブランドカラーを取り入れ、統一感を持たせることで、視覚的な印象が強くなる。カラーは過剰にならないように、メインカラー 25%、アクセントカラー 5%、背景カラー 70%がデザインの世界では推奨とされているので、意識して作成しましょう。
また、読みやすいフォントを選び、フォントのサイズやスタイルに統一感を持たせます。企業のブランドイメージに合ったものを選ぶことが大切です。
視覚的に伝わるデザイン
視覚的に伝わるデザインとは、パっとみただけで伝えたいことを瞬時に理解できるデザインのことです。一瞬でメッセージを理解をして、補足情報を話し手から聴覚で理解することができ、理解力が格段にあがります。
複雑すぎず、シンプルなレイアウトにすることで、情報が整理されて理解力の向上に繋がります。不要な装飾や過剰な要素は極力避けましょう。
また、適切な余白を使って、資料が窮屈に見えないようにし、重要な情報が目立つようにします。
(無料テンプレ)採用ピッチ資料の基本構成とスライドデザイン例
採用ピッチ資料を作成する際は、求職者が「この会社で働きたい!」と思えるような流れを意識することが重要です。求職者がどんな情報を求めているかを考え、どのような順番で説明するのが、最も伝わりやすいかを考えましょう。この資料構成は資料を使う場所、業界、仕事内容によって変わりますが、下記がオーソドックスな構成となります。こちらの基本構成をもとに、企業独自でアレンジを加えていきましょう。

基本構成
具体的にどのようなスライドにすればいいかイメージがつかない方は、各スライドのイメージも掲載しておりますのでご確認ください。
- 当社の基本情報
① 「会社概要」
② 「沿革」
③ 「MVV(ミッション/ビジョン/バリュー)」
④ 「サービス概要」
⑤ 「実績」
- 職種と仕事内容
⑥ 「組織図」
⑦ 「職種一覧」
⑧ 「職種ごとの仕事内容」
- 働き方と社内制度
⑨ 「当社の文化(カルチャー)」
⑩ 「当社で働く魅力」
⑪ 「社内制度/福利厚生」
⑫ 「データで見る働き方」
⑬ 「社内の様子(写真)」
- 選考情報
⑭ 「募集要項」
⑮ 「理想の人物像」
⑯ 「選考フロー」
⑰ 「エンディング」
推奨する追加項目
「今後のサービス展開」、「創業者の想い」、「当社の課題と改善方針」、「社員の1日のスケジュール」、給与テーブル」、「研修カリキュラム」、「評価制度」、「よくある質問」
各スライドのイメージ
各スライドどのようなイメージで作成すれば良いかも実際のスライドを元に説明します。

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表紙

- 最初に目を通すスライドで、第一印象を決めますので、自身で作成するのが難しい場合は、テンプレートを活用するのを推奨します。
会社概要

- 企業の基本情報(社名、所在地、代表者、事業内容など)を簡潔に整理。
沿革

- 成長のストーリーを端的に伝え、安定性や将来性を印象づける。
- 節目となる出来事をビジュアルや年表形式で示すと理解しやすい。
MVV(ミッション/ビジョン/バリュー)

- 企業の存在意義と目指す方向性、価値観を伝える重要パート。
- 抽象的になりすぎず、日々の行動と結びつくような表現が効果的。
サービス概要

- 自社の提供価値やビジネスモデルを、求職者にもわかりやすく説明。
- 業界初心者でも理解できる言葉選びと図解がカギ。
実績

- 社会的信頼や成長性をアピールするために、受賞歴や導入企業例を記載。
- 数字やロゴなどを使い、視覚的にインパクトを与えると効果的。
組織図

- チーム構成やレポートラインを明確にし、入社後の働き方をイメージしやすく。
- 所属チームや連携関係が一目でわかるデザインを意識。
職種一覧

- 募集中の職種を網羅的に整理し、それぞれの役割を一言で説明。
- 職種のネーミングが分かりづらい場合は業務カテゴリごとに分類すると親切。
職種ごとの仕事内容

- 各職種の具体的な業務内容や担当領域を簡潔に紹介。
- 求職者が「自分が活躍できそうか」を判断できるようにする。
当社の文化(カルチャー)

- 組織の価値観や雰囲気を言語化して伝えるスライド。
- スローガンや行動指針など、社員のリアルな声を添えると響きやすい。
当社で働く魅力

- 求職者が感じるメリット(裁量・成長環境・チーム感など)を提示。
- 働き方やキャリアの柔軟性など、他社と差別化できる要素を強調。
社内制度/福利厚生

- 福利厚生や独自の制度は表やアイコンで分かりやすく紹介。
- 実際の利用例や満足度を記載すると具体的な魅力になる。
データで見る働き方

- 平均年齢、男女比、有給取得率など、客観的データで職場の実態を可視化。
- 見せ方はグラフや図解で、印象に残るビジュアルに。
社内の様子(写真)

- オフィスや社員の自然な表情を写す写真で雰囲気を伝える。
- 可能なら多様な働き方やイベントの様子も入れるとリアルさが出る。
募集要項

- 雇用形態、勤務地、給与、勤務時間などの基本情報を正確に。
- 法令順守と透明性を意識し、求職者が安心して応募できるようにする。
理想の人物像

- 自社に合う人材像を「スキル面」と「マインド面」の両面から記載。
- 選考で見ているポイントを正直に伝えることで、ミスマッチを防げる。
選考フロー

- エントリーから内定までの流れを図解でシンプルに示す。
- 各ステップの所要時間や面談回数などの目安も書くと親切。
エンディング

- 応募を後押しする温度感のあるメッセージを掲載。

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デザインに自信がない方におすすめの2つの方法
① テンプレート集の活用

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- 一括で全スライドのカラー変更が可能
- 一度購入すれば、更新スライドは無料でDL

② 資料作成代行サービスの活用

M-agencyの資料作成代行サービスとは・・・
- 無料サンプルで契約前に仕上がりを確認できる!
- パンフレットのような洗練されたデザイン
- 閲覧データを基にした最適な構成をご提案

まとめ
採用ピッチ資料は、企業の魅力を伝え、求職者の応募意欲を高めるために重要なツールです。魅力的なデザインと、正しく分かりやすい情報を提供することで、企業ブランディングを強化し、応募者とのミスマッチを防ぐことができます。
特に、「この会社かっこいいな」と思わせるビジュアルと、「働くイメージが湧く」正確な情報を両立させることが採用成功の鍵です。
しかし、そのような採用ピッチ資料を1から作ることは大変です。そこで、テンプレートを活用することで、効率よくプロレベルの資料を作成できます。また、プロに依頼することで、企業に最適化されたオリジナル資料を作成することも可能です。
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